1日目  4月29日  出発〜高速爆走〜岩手県・重茂半島

朝5時半ごろ起床。妹が部活の試合で朝早いので、一緒に起床。
いつもなら感じる出発前の億劫感もなく、すっきりと起きれました!
しっかり朝食を食べ、天気予報を見つつ 珈琲をすすります。
道中の天気予報は曇り時々雨がほとんど。でも本日の目的地 重茂半島がある岩手県宮古市周辺は午後から晴れ!!よっしゃ!

昨年のシルバーウィークの事もあるので 今回はバイク屋に預けて整備してもらいました。
バイクの整備OK!荷物もまとめ あとは積み込みのみ!
朝6時半ごろから積み込みをはじめ、あっさり終了!前日にようやく確立した積載スタイル。
魔神くんの積載力のショボさでは、ロングキャンプツーは無理だと思ってましたが、ちゃんと積めたわ!
それに何とか給油も支障なくできます(Vmaxは下手に荷物を積むと、シート下の給油口を塞いでしまう)
ネットで荷物全体を覆うことによって、クーケースの開け閉めが小まめに出来なくなったものの、しっかりキャンプ道具も積めました。
まぁクーケース内もキャンプの寝袋とか、調理器具とかなので走ってるときは開ける事ないので大丈夫っす。

いざ出陣…!!!

出発前にオッカサンに写真を撮ってもらいました。なんかあったら遺影に使ってください。
・・・ってなわけで午前7時出発予定でしたが、我慢しきれず6時50分ごろ出発!!

最寄の三条燕ICより高速に上がって、ひたすら爆走です!
天気は曇りで、ちょっと雨降りそう。寒さは問題ないです。それ以上に風が強い!
北陸道を北上し、新潟中央JCTから磐越道へ。ここから新潟県出るまで思いっきり横風に煽られながら進みました。
首フッ飛ぶかと思うくらいヤバかったわ!!

福島県に入ると風も弱まり、天気も良くなってきました。それに交通量も少なくてスイスイです。
磐梯山SAで給油と放水をしたくらいで、ブイブイ進み 郡山JCTから東北道へ。さすがゴールデンウィークって事もあり、交通量多かったです。
ノロノロ渋滞にはならないものの、ブレーキ踏みまくるクルマが多くて 変なペースでした。

宮城県に入り、仙台の菅生PAにて休憩。時間は午前10時半。少々小腹が減ったので 仙台名物『牛タン』の串を食いました(500円)

牛タン串  桜満開

メチャクチャ美味し!!こりゃメタボの素!!何本でもイケるわ!!(もちろん我慢)
ほいで珈琲で一服して、駐車場脇の桜を眺めて出発。仙台は桜が見頃でした◎

ひたすら北上します。ここまで天気良好だったのですが、北上するにつれ遠くの空が薄暗い。
高速ブイブイブッ飛ばしてるので、あっという間に薄暗い空の下に辿り着いてしまいます;。

岩手県に入りまして、どっかのPAに立ち寄りました。周りのライダーさんは用心して雨具を着始めます。
僕は「最近晴れ男だっけな!」っと余裕ブッこいてました・・・が!見事に雨が降ってきましてカッパマンに変身orz
ハーレーのおじさん曰く、この先ずっと雨とのこと。でも僕の目的地である宮古市周辺は午後3時過ぎから晴れマークなので、それを信じるしかありませんな。

やむなく雨天走行になりまして、北上江釣子ICにて高速を下ります。
そこから釜石を目指してR107を進みます。その間もずっと雨でございます。
道中 カッパとか昔の伝説とかで有名な遠野の道の駅に寄りました。雨具と防寒具を着ているので ションベン大変だわ=3

遠野の道の駅  いわて地産地消自動販売機

「いわて地産地消自動販売機」なるものがありましたが、あまり水分を取りすぎるとションベンが近くなるので眺めるだけとします。
それにしても雨ザーザー・・・止む気配ないんですけどー;

再び雨の中走り出しました。時間は午後3時を過ぎまして、予報ならもう晴れていても良いはずなのに、晴れるどころか どんどん雨が強まっていきます;天気予報のクソったれ!!っと苛立ちつつ、釜石に到着。
釜石からR45を北上しまして、重茂半島を目指します。
釜石を過ぎると、ようやく雨が止んできました・・・っと思ったら降ったりで、落ち着かない。
この雨の中じゃキャンプキツいよなぁ〜・・・宿探そうかなぁ〜なんて思いつつ走ります。
久々の「四十八坂海岸」も雨模様でございました。

四十八坂海岸  ちょっと明るくなってきた

でもだんだんと雨雲が薄くなって、空が明るくなってきたのが分かりました。それに雲の流れも速いから、そのうち晴れるな!
ほいで山田町の重茂半島の入口に着くころには青空が見えてきました!よっしゃー!!!

晴れた!!

風上のほうは雲がまったくないので、もう雨の心配はなさそう(^^)
路面はかなり濡れてるでしょうが、予定通りキャンプをすることにしました。ってなわけで 山田町のジョイスで食料調達。

ここから日本秘境百選に選ばれている『重茂半島』に突入です。この半島の先には本州最東端の『トドヶ崎』があります。
しかしトドヶ崎まではマイカーで行くことはできず、徒歩で片道約4kmの道を行かなければなりません。
その分、達成感はハンパなくあるらしいのですが、今回は時間もないし 足も貧弱くんなのでパスですm(_ _)m

重茂半島の「姉吉キャンプ場」でキャンプをすべく進みます。
しかしそこまでの道がメチャクチャ酷道で、道幅も狭く 急勾配で、落ち葉や 落石 そして先ほどまで降っていた雨で路面は濡れてるし、巨大水溜りや ちっちゃい川が出来てました; とんでもない獣道でしたわ!
でもその分、秘境感があって楽しかったです◎ それに恐怖心も麻痺していて、スイスイ進むことが出来ました=3

重茂半島  ここはまともな道

ほいで午後5時半ごろに、無事に姉吉キャンプ場到着!
このキャンプ場は本州最東端にあるキャンプ場!トドヶ崎へのアプローチに最適な場所です。
料金は300円で、キャンプ場の手前700mほどのところに民家があって、そこで受付が必要です(一本道なので すぐわかります。)
サイトは草で、地面の起伏が若干あり。でもそんなに雨でグッチャリとかはなかったので、ランドシート敷けば大丈夫。
周りに民家はなく、漁師の作業所みたいのがあるだけで、商店は全くないです。ジュースの自販機があるだけなので、重茂半島に入る前に必ず買いだし必要。もちろん温泉などの入浴施設もなし。でもキャンプ場にシャワー室(無料)があるので助かります。
ひっそりと静かなキャンプ場。一人だとちょっと寂しいかもだけど、ロケーションや雰囲気はいいですわ◎

姉吉キャンプ場  ひっそり

僕が着いた時には、キャンピングカーが1台停まっているだけで、他に誰もいなかったです。
テントの支度をしていると、そのキャンピングカーの方が降りてこられて 暫し談笑(^^)

ほいでテントの設営を済まし、シャワーを浴びに行きました。
さすがに雨の中バイクで走ってきて身体も冷えてるし、ましては春先の東北・・・シャワーだけじゃ凍えるわ!
肝心のシャワー室は公営プールのシャワールームほどの清潔感です(笑

とりあえずサッパリしました。日も暮れ始め、ライトを灯し メシを食います。
超久しぶりに自炊をします。っと言っても出来合いの鍋焼きうどんと塩タン。でもこうやってキャンプで作って食うのがたまらなく美味いのよ!!

自炊

そんなこんなで自炊をしていたら、キャンピングカーのおじさんからビールを頂きました!
調理をしつつ、ビールをグビリ♪ 最高っ!!・・・ってか前回ツーリングで自炊した時はまだ酒飲めなかったな〜

ほいでメシ食い終わったあと、そのおじさんと一緒に飲みました!
外は寒いの、おじさんのキャンピングカーにお邪魔しました。ライトエースをベースとしたキャンピングカーで、思ったより広々してて快適!
東京から来られたホリベさんという方で、話を聞くと 過去に日本オートキャンプ協会の要職を務められていた方で、キャンプのプロ!!
今回は奥さんを家に残し、一人で本州最東端のトドヶ崎を目当てに、岩手を回っているとのとこ。
本州の四方端(最北端 大間崎、最東端 トドヶ崎、最南端 潮岬、最西端 毘紗ヶ鼻)を全て制覇すると、「本州四端踏破証明書」という証明書と記念ストラップがもらえるんですが、それを目指しているそうです。
僕も最西端の毘紗ヶ鼻は到達済みなので、今回の旅で残りの大間崎とトドヶ崎と潮岬を制覇して、申請しようと思っていたんですが、出発が遅れたのでトドヶ崎は またの機会にしました。
でも実は 岬まで行かなくても、本州四方端のある市町村に行っていれば、申請可能らしいです・・・う〜む、それはね〜(^_^;)

他にも旅の話やら、いろいろ語らいます。
ホリベさんに、翌日は尻屋崎経由で大間まで行きますと言うと、目を丸くして驚いて「それは無理だろ〜」っと言われました・・・そうかな〜?
そんなこんなで、さっそく初日から良い出会いがありました!とても楽しい夜でした(^O^)

午後10時ごろにテントに戻って就寝zzz


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