【福井ワンダー】
１９日
朝起きて出発準備をしながらテレビを見ます。本日６月１９日で高速道路上限１０００円もお終いです。。。
高速１０００円、お世話になったな〜！１０００円で行けた１番遠くは三重県の志摩ですね。あそこまで行って１０００円は感動でした☆
時間のない安月給ライダーにとっては とっても有り難い制度でしたm(_ _)m
朝７時ごろに宿を出発。Ｒ３６０→Ｒ１５７で白山麓をスイスイ走ります=3
気持ちの良い山間ルートです◎ そして福井県入り。
まずは勝山市の『越前大仏』へ行きます。
勝山市内を山手に進むと現れる 超立派な巨大寺院「清大寺」に越前大仏があります。
越前大仏は北陸三大仏の一つに数えられております。由緒正しき大仏・・・っと思うのですが、開眼は１９８７年で、何気に若き大仏なんですわ。
１９８７年生まれって事は 俺の一コ下ですわ=3 後輩くんです。
それにしてもこの清大寺ってのがメチャクチャ立派！
しかし駐車場には・・・・・車は２〜３台？ まぁまだ時間も朝の９時前で 開園したばかりだからかな(´∀｀；)
ガラッガラの駐車場にバイクを停めて、大仏殿を目指します。
その前に「門前町」という土産屋さんなどの商店街があるのですが、見事なまでのシャッター街でした。
門前町を過ぎて 寺の中へ。拝観料は５００円です。昔は３０００円もとってたらしいですが、参拝客が減り どんどん値下げしたようです。
そして最初に現れる巨大な大門。いや〜デカいですわ！！
そこで仁王像が睨みを効かせてお出迎えです。
初っ端からスケールのデカさに驚きです！さらに大門に匹敵する中門をくぐりまして 大仏殿へ。
この大仏殿が これまたデカいんだわ！！！
大仏殿は間口５８メートル、奥行き４８メートル、高さ５２メートルの鉄筋コンクリート造りの重層奇棟（外観は四階建て） 東大寺大仏殿を上回る建造物です（パンフレットより）まぁ写真じゃ伝わりにくいから１度行ってみて！！
そんな凄いスケールの超巨大寺院なわけですが、観光客は僕ひとり・・・・・シュール過ぎます(´∀｀；)
そしていざ大仏殿の中へ！
ドデカい大仏さまがど〜〜んっと鎮座されてました！でもやはり若い大仏だからでしょうか、顔が幼げですね(笑)
大仏本尊のモデルは、仏教伝来のルーツ中国河南省洛陽市の郊外の龍門石窟の中にある龍門奉先寺座像で、身の丈１７メートル、奈良の大仏を上回る大きさとなります。さらに光背には２３メートルで２メートルの石台に３メートルの蓮台が重なるので、総高は２８メートルにおよびます。使用された銅の量は２２０トン。鋳造物としては世界最大のものと折り紙がつけられているほどですから、この最大・最高の越前大仏は久遠の宇宙の生命を具現して、今私たちの前に姿を現されたわけです（パンフレットより）
・・・奈良大仏に敵意むき出しでございます(笑)
さらに大仏の両脇には２体ずつ、菩薩と羅漢が従われてありましたが、こちらも全て１０メートル越えの巨大像です。
そして圧巻なのが大仏殿の壁にビッチリと納められた 仏像の数々！！なんと１２８１体の仏像が納められてます。
ってか写真に誰か人が映っていれば このスケールのデカさが伝わりやすいんだけどね〜；
本当に参拝客は僕ひとりです(笑) そして常にお経が「テープ」で流されており、ありがたい雰囲気が漂っております(-∧-)
しばらくすると他の参拝客も来られたので、少し安心して大仏殿を出ます(笑) そして次は五重塔へ！
五重塔は相輪までの高さが７５メートルにもなり、京都市の東寺（５５メートル）を抜いて、日本一の高さです（パンフレットより）
・・・・・いや〜パンフレットは素直だわ！なんでも１番を目指しております！！
それもそのはず、この寺は地元出身の大実業家・多田清氏が３８５億円という莫大な金を投じて建てたのですから！
多田氏は関西のタクシー王と呼ばれた方らしく、立身出世した恩を報いるために出身地である勝山にこの寺を建てたそうです。
それが故に、越前大仏は別名「出世大仏」と呼ばれているとか！！スゲー↑↑
そして寺の名前も『清大寺』・・・清が作った大きなお寺ってわけです=3
五重塔だけでも２６億円かかっているそうな・・・ハンパねぇ〜
そんな五重塔の天辺からの景色はまさに天下を取ったような気分です。ちなみに五重塔の天辺まではエレベーターがございます◎
天守閣から勝山市を眺めると、この近くにお城がありました。
「勝山城」と言うらしく、なんとここも多田清氏が建てたらしいじゃないですか！！
〜勝山城について HPより抜粋〜
この建物は「天守閣」の中では、日本一背が高い建物です。石垣から天守閣の上の鯱までが57.8bあり、それまで一番高かった名古屋城（昭和34年1959建築55.51m）よりも２bほど大きなものです。この博物館は、勝山市の名誉市民第一号に選ばれた多田清さん(明治38年1905〜平成３年1991)が個人で平成元年から３年の歳月をかけ建てられたものです。
まさか勝山城まで・・・多田清氏、凄まじい財力ですな・・・そして名古屋城に張り合っているってゆー(笑
他にも中国の有り難そうな壁やら、日本庭園やらありまして 贅の限りを尽くしたお寺となっております。
さらに石材もたくさん並べてあったので これからまた仏像作るのかな？それとも「ふれあい石像の里」と提携してるのかな？笑
しかしこの清大寺、３８５億円かけて建てられたわけですが、お気づきの通りの人の入り様・・・
実は現在は管理会社が税金を払えずに破産してしまっております。
負債２４０億円だそうで、大仏と大仏殿以外は公売にかけられているそうです・・・
いやはや・・・これでもかっ！っとスケールのデカい越前大仏有する清大寺。
人ごみが苦手で心癒されたい方にうってつけですね(笑) でもけっこう楽しかったですわ！
そして続きまして、同じ勝山市内にある『福井県立恐竜博物館』へ参りましょう！
越前大仏から１０分ほどで到着します。恐竜の卵をイメージしたのかワカリマセンが、銀色のドームが目印です。
午前１０時ちょい前に到着。なかなかハイセンスな建物ですわ。
ラッキーなことに、入場料が無料になってました〜♪
館内はとっても近未来的な作りになっております。
入場口を通ると 長いエスカレーターで一旦 最下階まで下ります。そこから展示物を見ながら上階へ上がって行く、っという構造になっています。
ちなみに この恐竜博物館の建物は東京都知事選で話題になった建築家・黒川紀章氏の設計です。だからこんなにハイセンスなのか！
ほいで恐竜の化石などを眺めながら 進みます。子供がいっぱいいますね！さっきの越前大仏とは比べ物にならないほど賑やかです(笑)
う〜む、太古のロマンに思いを馳せます。やっぱ大きい恐竜見ると興奮しますね！男の子ですから！笑
ここらへんの地層は「手取層群」と呼ばれ化石の宝庫らしいです。「フクイサウルス」とか当地で発見されて、そのまま知名が名前になった恐竜もいます。ロマン溢れる勝山市！イイっすね！そんな感じで各フロアを進んでゆきます。
そして恐竜の展示品もさることながら、この恐竜博物館の最大のワンダーポイントがこちら！
各フロアとエスカレーターが見事に調和されてます。建築美とはこのことですな=3
さすが黒川紀章・・・ただの派手好きオヤジじゃなくて、ちゃんと立派な建築家だったんですねm(_ _)m
ほいで各フロアを見終わりました。恐竜についての生態や歴史について見回りました。ただ頭には入ってません(笑
朝メシをろくに食べてなく 腹が空いたのでちょっと早めの昼飯を食べます
博物館内のレストランでメシを食ったのですが、注文方法がハイテク！
このペンでメニューのバーコード的なのをタッチすると ペンが品名を読み上げ、自動的に注文されるのです！
建物も近未来的なのにに、こんなところまで近未来的とは完成度高いわ！
そして僕は「プテラノ丼」をオーダー(笑)
腹を満たし、お土産を購入して、外に出ます。すると外には警察がウヨウヨ！
駐車場で 福井県警の交通安全イベントをやっているようで、白バイやらパトカーやらお披露目してました。
そして県警音楽隊によるコンサートも開催♪
しばし癒されまして、警察から逃げるように出発！追っかけてくるなよ〜ε=ε=ε=┏( ｀3´)┛
時間と余力があれば『東尋坊タワー』も行こうと思っていたのですが、今回はパスです。
Ｒ４１６で福井市へ向かい、福井北ＩＣから北陸道に上がります。高速１０００円ラストランです！
駆け込みでＳＡ・ＰＡはどこも車が多かったですね。
単調な高速道路ですが、やはり遠くまで一っ飛びできるのは有り難いですね。
１０００円終わっても、時間の限られたリーマンライダーなので 高速道路フル活用させていただきますわ◎
ほいで午後５時ちょい前に無事帰宅！
北陸のワンダースポットを おなか一杯堪能しました(笑) 思い出も お土産も 土産話もどっさりっす！
どこも衝撃的で かなり内容の濃い旅になりました〜(´∀｀)
ちなみに これは小松市の航空プラザで買った缶パン。
皆さんは この『自衛官三姉妹』の中で どの子が１番いいですか？(笑) 僕は１番左です(ФωФ)♪
