信州蓼科ツーリング     2010年10月9日〜11日


どか鍋さんがドゥカティのモンちゃんからヤマハのセローに乗り換えたので、お披露目ツーリングへ行ってきました!
ダンナさんも2年ほど前にモタード(SUZUKI SB250)に乗り換え、ついに奥さんもセローに乗り換え。。。
軽快なオフロードとムキムキの魔神くんで信州は八ヶ岳、蓼科界隈を走り回ってきました!


9日
この日はどか鍋家御用達の八ヶ岳の「ペンションにんじん」まで走ります。ダンナさんが仕事なので、集合は夜。
出発は午後3時ごろの予定なので、それまでぶー妹一家の引越しの手伝い(強制労働)をさせられました。
雨の中、ハイエースいっぱいの荷物をアパートの4階まで運びました;10往復くらいしましたわorz

引越しのテコ

昼頃に手伝い終わって、出発時間までしばし休息。
雨は止む気配なし。しかも天気予報じゃメイン活動日の10日も雨orz
ここで どか鍋さんから、10日雨だったらペンションのオーナーに車借りて、のんびり温泉やら散策してようと提案があったので大賛成しました!
ともかく八ヶ岳までは何としても辿り着かないといけないので、バッチリ防寒対策と雨具を着込み、午後4時出発。

北陸道に上がりまして、雨のハイウェイをひたすら走ります。あっという間に日も暮れまして、雨の夜間走行。
10月の冷たい雨の中、真っ暗なハイウェイ走行は恐怖でございます。視界は悪いし、長野道はクネクネだし・・・
しかも引越しの手伝いした後だからね〜・・・何重苦の中を死ぬ気で走りました(*3*)
でもこのような環境の中を懸命に走ることによって『根性』が養われます。これも一つの『修行』だと実感しました(笑

雨降り  びしょびしょ

どんどんと雨は激しくなり、雨装備もいつしか浸水し始め、寒さも増してきました。
早く八ヶ岳のにんじんに着きたい一心で、給油とトイレ以外全く休憩することなく走りました。

午後8時半ごろ諏訪南ICを下りて、コンビニで夕食と酒を購入。どか鍋さんたちは、これから出発するそうです。
そのままにんじんに向かいましたが、まー真っ暗!心眼で進みました。ほいで午後9時ごろペンションにんじん到着!
オーナーさんに迎えられまして、真っ先に風呂に入らせていただきました=3
風呂で身体の表面温度を上げたあとは、メシとお酒で体内の温度を上げないとです。

1階のダイニングでお客さんとオーナー夫婦で宴会をしていたので、僕も混ぜてもらいました。
常連さんやお客さんと楽しそうに宴会しているのを見ると、やっぱペンション経営って良いな〜っと思います。
もちろんただ羨ましさだけで言ってるのではなく、大変な面も考えてのことです。
でもやっぱりオーナーは「やめといたほうがいいよ」っと言ってました(笑)

午前0時過ぎにどか鍋さん夫婦到着!こちらもゲロ雨の中、夜の中央道をひた走って来ました。
雨とは言え、バイクが250ccになったので巡航速度がかなり落ちたそうです。
何はともあれ、お互い無事に到着できて良かった(笑) お疲れ様でございました。
明日も雨だと思うので、車でのんびり温泉巡りをしてましょう(´∀`)


10日
朝7時半ごろ起床。外を眺めると・・・・・晴れてる〜!!!
まさかの快晴に驚きました!昨夜までの大雨はなんだったの?天気予報も大ハズレですな(^皿^)
でも車だろうと気を抜いていたので焦りました(笑)

朝食食って午前10時出発。まずはかねてからの僕のリクエストで『麦草峠』に向かいます。
天気良好、気温も結構高いです。僕は今回の旅は寒さとの闘いにもなるであろうと、ウインターグローブを用意しました。
これも見事に大ハズレ!出発して30分ほどで手に汗握り始めました;

どか鍋さんはセローは現在ならし中。アクセル半開で雄大な八ヶ岳山麓の風景を眺めながら進みます。
ハイウェイは魔神だと悠々と走れますが、下道は250ccがなんとも心地良さそう。
自分もグラトラの時は専ら下道で全く高速乗らなかったからね〜(金もなかったから)
ちょいと小道に入ったり、路肩にらくらく停められるバイクは羨ましいです。

R299(メルヘン街道)を進み、道はやがて山道になりました。高地の雰囲気も漂ってきました。
やはり標高が上がるにつれて、気温も下がってきました。ようやくウインターグローブの効果が試せる・・・前に峠に到着=3

麦草峠  峠周辺

麦草峠は標高2127mで、日本の国道で2番目に高い峠です。
1位の渋峠とは違い、峠にこれといった施設があるわけでもなく、路肩に車を停めれるスペースがある程度。
普通にスルーしてしまいそうな感じです。でもこのマイナー感がけっこうオツでした◎
もし麦草峠が仕分けの対象になったら「2位じゃダメですか?」って言ってやりたいです。

ここでどか鍋さんのニューマシン・セローをパチリ。
金ホイールが良いですね!後ほど試乗させてもらいましたが、インジェクションで始動性バツグン。
こりゃ一家に一台欲しいバイクですな(^^)

セロー

ほいで八千穂側に向かい 峠を下っていきます。
途中にあるレストハウスに立ち寄りました。雲海っぽい雲が広がっていて爽快!

雲海?  爽快!

今回の旅ではヘルメットインナーを着用しております。
水泳キャップみたいですが、髪の毛がグチャグチャにならず、頭も痒くなりにくいのでGOODです◎

レストハウスの売店で意味わからんリンゴ菓子を見つけました。なぜおいしいと謳っているのにリンゴ味で勝負しない!?
例えるなら「魚沼産あきたこまち」、「シングルモルトウイスキー山崎・・・橋本」みたいなもんです。
余談はさておき、濃厚な山ぶどうジュースを飲みながら しばしブレイクです。

おいしいりんご レモン味  山ぶどうジュース

引き続き野麦峠を下っていきます。
途中、白樺林がとても気持ちのいい道を通りました。やっぱ信州の高原風景は良いですね♪

R141に合流し北上。時間もお昼なので昼飯とします。
いろいろ探していたら、どか鍋さんが蕎麦の看板を発見したので行ってみます。
店名は忘れましたが、格式ありそうな食事処。そこのメニューの中に「千曲うどん」なるうどんがあったので注文。

千曲うどん

見た目のインパクトがあって、氷で冷たくなってて、歯ごたえはメッチャもちもちで、
ゴマだれ風味のつゆとメッチャ合ってて・・・とっても美味しいです(AD堀くん)
ダンナさんは温かい千曲うどんを食べました。「いったんもめん」みたいでなかなかおもしろいうどんです。モッチモチで腹がふくれました。

腹を満たし出陣。続きまして『蓼科スカイライン』に参ります。
僕の適当な判断でR141を右折したら 妙な山道に突入してしまいました。でもなんとか蓼科スカイラインに合流。
蓼科スカイラインは3連休なのにほとんど車通りのない道でした。標高が上がるにつれて霧(雲)が濃くなってきました。
ほそい峠道を黙々と進みまして、蓼科スカイラインのピーク 大河原峠(標高2093m)に到着。
本日2回目の2000m越え。雲がない時はめっちゃ見晴らしいが良いらしいのですが、あいにくの景色。

大河原峠  峠周辺

軽く散策して峠を下ります。蓼科牧場方面に下りてゆくのですが、下りの道は細く、道も悪く、落石や落ち葉でデンジャーでした。
蓼科スカイラインを下り、ふもとにある「女神湖」に立ち寄りました。
女神と言うだけあって、さぞかし美しい湖なのかとも思いきや、これまたあいにくの曇り空で ただの貯水池のようでした(笑)
晴れてて紅葉が見頃になったら良い感じなんだろうね。
ダンナさんが見つけたキノコが いかにも毒キノコっぽかったので笑いました。

女神湖

時間も午後4時近く。そろそろペンションに戻ります。
途中の白樺湖の湖畔に「蓼科テディベア美術館」ってのがあります。僕が幼い頃、家族で長野にキャンプに来た帰りに ここに寄ったのですが、所持金が底をつきそうだったので、入り口まで来て入るのを諦めた残念スポットです(笑)
当時はクレジットカードもなく、帰りの高速代でやっとだったようで・・・ そこの土産屋で買ったテディベア(命名・ぷーさん)は今でも大事にしてます。
僕がこっち方面行くたびに、ウチの親が話を出してくるんで、ちょっと行ってみたかったのですが・・・見事に潰れてました!!
もう二度と入ることの出来ないテディベア館・・・ウチの親はショックを受けるでしょう。

それはさておき、ペンションに戻る前にAコープで酒やジュースやつまみを購入。
以前も飲んだ地ビール「諏訪浪漫」と他の地ビールやら買い込んでクーケースにブッ込みました。う〜ん、楽しみ♪
ほいで午後5時ごろペンションに到着。
荷物を取り出すためにクーケースを開けると、中から酔っ払いオヤジのようなにおい・・・ぎょえ〜!!ビールが割れてる〜!!!
地ビールは瓶なのですが、全く考えなしに詰め込んだので、瓶が手刀の如く真っ二つに割れてました;
クーケース内の小物やマップルが見事にビール漬けになりました。まるで検尿をカバンの中でもらしたような気分 (´∧`)

チーン

どか鍋さんちのマップルもクーケースの中に入れてやってたのですが、美味しそうなビール漬けになりましたorz
しばらく灰になったあと、ダンナさんにも手伝ってもらいビール漬けの洗濯を。
どか鍋さんも割れてしまった諏訪浪漫をまた買いに行ってくれました・・・ありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。
しかし大体の地ビールは独特の風味が特徴・・・したがってかなり臭い;たぶん普通のビールより攻撃力ありますな。
クーケースのインナークッションも浸みまくりなので、風呂場でゴシゴシ丸洗い。翌朝までの乾燥を待ちます。

今回もしっかりトラブりました。クーケースネタは2連続・・・しかも地味なのにジワリと痛い;
でもみんなのおかげでなんとか立ち直り(笑)、ディナーにありつけました。

ディナーの時に常連の女性の方が誕生日ってことでサプライズのケーキが出されました。こーゆうの良いね♪
美味しい料理と、どか鍋さんが買ってきてくれた諏訪浪漫とケーキで腹いっぱいになりました。
そのあともみんなでマッタリと過ごします。なんだかお客さん同士で同じ部屋でのんびり過ごすってのが、
北海道のライダーハウスみたいな感じで懐かしく感じました。やはり旅は人との交流あってこそ。楽しかったです◎
でも誕生日を迎えた常連さんに、うっかり年齢を聞いてしまい 若干空気が悪くなりましたm(_ _)m

そんなこんなで にんじんの夜は更けてゆきましたとさ。


11日
朝食を頂き、出発準備をば。
出発前にどか鍋さんのセローを試乗させてもらいました。先述どおり、インジェクションで始動性バツグン!
朝っぱらから こんなにあっさりエンジン掛かるんかと驚きました。ほいで操作性もバツグンです。
スーパーローっていって、徒歩と同じ速度で走ることもできるそうです。う〜む、やっぱ俺もオフ車買っちゃおうかな〜

セロー!

話は変わりまして、常連さんの車でランクルプラドがあったのですが、その後ろのバンパーにうちの会社で金型作ったバンパーステップガードが付いてました。難しい形状で何度も何度も直しをして、大損こいたやつです。もう二度と見たくないと思っていたら 見ちゃいました(´∀`;)
でも実車に付いてると、なかなかカッコイイね◎ 吐き気と同時に誇らしさを感じました。
ただ、どうしてもきれいな形状にならなくて、勘弁してもらった箇所あったのですが、結構目立ってました; まぁ良いか(笑)

ってな感じで仕事頑張ってるので・・・やっぱオフ車買おう♪♪♪

にんじん  毒キノコ

しばし談笑を楽しみまして、午前10時過ぎ出発。ちなみににんじんの軒先にも、女神湖で見た毒キノコ(?)が生えてました。

ペンションの周りの道も白樺と青空でとっても気持ち良かったです。やっぱこーゆう道は爆音の魔神より、小さいバイクでのんびりが良いっすわ。
茅野市街からR20を目指します。R20までどか鍋さんちと一緒に走ります。
茅野市街で渋滞ありましたが、なんとかR20に辿り着き、ここで解散!お疲れまでした!家に帰るまでがツーリングでございますよ(^O^)ノシ

僕はすぐに高速には上がらず、ひたすら下道で北上です。松本から糸魚川街道(塩の道)で糸魚川まで走ります。
R20で諏訪湖のほとりから塩尻峠を越え、塩尻〜松本をパスします。
松本でR147に入り ひたすら走ります。思った以上に単調な道なので、特に止まることなく進みます。よって写真はなし。

信濃大町のココスで昼飯。ここから黒部ダムに行ってみようかなと思いつきましたが、お金がちょっとしか残ってなのでまたの機会に。
引き続きひた走り、仁科三湖の木崎湖、青木湖も横目で流します。
白馬から姫川に沿って北上。結構前に電車で白馬まで来たことありますが、バイクで走るのはお初。
姫川峡谷沿いのR148は道100選に選ばれています。
ここらへんはフォッサマグナの西縁である糸魚川-静岡構造線が通ってまして世界ジオパークになってます。
フォッサマグナってなに?糸魚川-静岡構造線ってなに?ジオパークってなに?って方は、ご自分で調べてください。

糸魚川街道  姫川

糸魚川市街に近づくに曇りが広がってきました。でも降りそうな感じじゃないので気にしない〜
時間は午後3時半。国道をそれ、糸魚川市内の姫川の川原で翡翠でも探そうと思い、河川敷の道を走ります。
河川敷の道とか小道とかは魔神じゃキツよね〜・・・やっぱオフ車欲しい!

河川敷

ほどなくしてガス欠になりました。いつもは150km走って給油しています。
普段燃費とか全く気にしていないのですが、はて満タンでどこまで走るのかなと限界に挑んでみました。
結果170kmほどでガス欠となりました。全線下道走行、走行内容は特に飛ばすわけでなく一般的速度、それで平均燃費は14km/Lです。
・・・・・う〜〜ん 悪い♪ 改めて巡航距離短いくせに燃費悪いと思いましたわ。まぁ魔神くんだから全然OK!

給油を済ませ、糸魚川ICから北陸道へ上がります。あとは高速ブッちぎって帰るのみ。
ノンストップで走り、午後6時ちょい前に帰宅です!

出発時はエゲつない雨でしたが、2日目以降全く降られることなく走れました◎
そして予てから燻っていたオフロード熱が完全に燃え始めたので、来春にニューマシン導入出来るように動き始めてます。
そのため もうしばらく労働●準法を犯して月100時間残業とかしないと・・・・・そんなしたらKTMが買えますわ(笑)
どか鍋さん、ダンナさん、オフロードマシン購入に関して、諸々アドバイス、サポート宜しく御願いします!ありがとうございました!


もどる  HOME