徳永ツアーin福井   2010年6月19日〜20日


皆さんこんばんは。はじめまして たけ氏でございます。
ぎんぺーじでは分水風呂部や飲みなどオッサン臭漂うに回のみブログで出させていただいております。
ぎんとは、中学2年の時に私が転校してきてからの友人で、気付けば10年の付き合いです(そりゃ〜奴もビールっ腹になりますわ)
とても行動力のある彼には中学の頃から驚かされたものです。
自転車が好きだった彼は、本気でツールドフランスを目指すために、独学でフランス語を学んだり(まずは脚力作りではないのか?)
高校時代にはカブで北海道一人旅、そして遂に中学からより念願の夢であたV-maxを手に入れ、日本津々浦々を旅して回っております。
妄想世界の住民の私にとっては尊敬の対象であります。

さて・・・ぎんからは代筆料として煙草1箱分の金すら貰っていないので、彼を讃えるのはここまでにして(笑)
お待ちかね!『徳永英明コンサートツアーin福井〜東尋坊の向こう側透けて見えてる人おった!?〜』レポ始めさせていただきます!
では、拙文にお付き合いください。


19日
午前6時30分。携帯のアラームがけたたましく鳴った。
出来ればもう少し夢の中にトリップしていたかった。
決して朝は苦手ではない。私はマサイの戦士よろしく、覚醒より戦闘体勢になれる。
しかし昨夜は、翌日に控える福井への旅、徳永英明のコンサートへの期待と憧れが私に酒をすすめてくる。
浮かれ気分に歯止めの仕方を忘れ、ビールが更に明日への高揚を手伝うのであった。。。

酒による気だるさは皆無、しかしながら僅かに感じる億劫感。ぎんは7時に迎えに来る。
パパッと朝食と支度を済ませ、自宅前のコンビニでミネラルウォーターと煙草、そしてぎんへの差し入れのカフェオレを購入した。
コンビニを出て、一服をしながらミネラルウォーターを一口含んだ時、梅雨空の鉛色のような色合いの「マーチ」が現れた。今回の相棒ぎんである。
ビール腹もすっかり板に付いた彼に朝の挨拶を済ませた私は、マーチに乗り込んだ。

午前7時、我々の「ツアー」がはじまった。
まずは国道116号を西山ICへと進んでゆく。
国道116号は大河津分水路を隔てて対照的である。大河津分水路以北は商店の建ち並ぶ、郊外バイパス的雰囲気。
地元から西山ICへと向かう南側は、新潟の初夏の風物詩である若苗色の稲田が広がっている。
朝靄と稲田の組み合わせが気持ちいい。是非ともぎんぺーじをご覧のバイカーさん達にも来ていただきたいものである。

西山ICがみえてきた。ETCゲートをくぐり北陸道へ進入する。




・・・っと、最近忙しかった私は友人たけ氏に福井の旅レポの代筆依頼をしたわけです。
人が良く、僕と同じくお調子者の彼は「おう!まかせとけ!3日で書き上げるわ!」って感じで快諾してくれました。
しかし西山ICまでは上手く文章作ってくれましたが、それ以降パッタリ・・・まぁこれも「彼らしさ」ですわ(笑

ってなわけで、ここからは私ぎんが書き進めます。
天気は先述通り 梅雨のシットリとした天気。毎度御馴染み北陸道ですが、たけ氏にとっては超久しぶりの道。
親不知やら、青海の化学工場やら、富山空港やら、砺波の屋敷林やら、石川の美川県一やら・・・道中の景色を楽しみつつ進みます。

ほいで午前11時過ぎごろに福井北ICを下ります。(だいぶハショリ過ぎたかな?)
するとIC出口には警察の車両がたくさん!しかも何故か福井県外の警察車両。かなり重々しい雰囲気でした。

とりあえず気にせず参ります。今宵は福井市ド真ん中のビジネスホテルに泊まる予定。
午後2時よりチェックインOKなので、それまで時間があります。
時間潰しがてら、座禅と写経で有名な『永平寺』を軽く見学に行くこととしました。福井北ICから車で20分ほどで着きます。

新緑  線香

境内は苔石と新緑が気持ちイイでございます。参拝料を払い、線香をあげましてお寺の中へ。
中には修行僧がたくさんおられました。ほいで観光客はおもむろに部屋にとされました・・・

すると一人の修行僧登場。観光客は正座をさせられ合掌(´∧`)
「ようこそ永平寺へ。ここは今から約760年前に道元禅師さまによって開かれた座禅修行の道場です。。。」
っと説明を始めました。これは長くなるパターンか?時間に制約があるのでちょっとまずい;
そして永平寺の全体地図を説明してくれました・・・永平寺広っ!30分くらいで済ませようと思ってましたが こりゃ厳しい。
しかも説明役の修行僧がトドメの一言、
「皆さんには いったん観光気分は置いていただいて・・・」
・・・完全に見透かされているような気になりました(^_^;) 俺たち思いっきり時間潰しで来てるからねorz
お寺とか神社を観光する際は、軽い気持ちではなく、しっかりと参拝する心をもって訪れないと失礼に値すると教えられたような気がします。
いやはやおかげさまで一つ勉強になりましたわ=3

というわけで、心を入れ替えて永平寺を参拝&見学。

中雀門  仏殿

少々巻き気味で回りましたが、立派でありますな。
永平寺にはたくさんの修行僧がおられます。
座禅以外でも 掃除や調理、寺院の運営(事務仕事や接客)、はたまた寝ているときも大事な修行と仰っておりました。
諸々教えられることが多かったです。今度は座禅や写経体験してみようかな(^^)

永平寺を出まして、近くの食堂で福井名物『おろし蕎麦』を食べました。まぁまぁでございますな。
ほいで時間もイイ感じなんで、とりあえず宿に向かいます。

福井市街に近づくにつれ、警察が多くなってきました。メチャクチャ重々しい雰囲気です!
今宵の宿は福井県庁近くのビジネスホテルでして、福井市の一等地にあります。
宿に近づくに連れて警備体制がどんどんと厳しくなり、交通規制や検問?もやってました(゜゜)
俺は怪しくないですよー!怪しいのはこっち(たけちゃん)ですよー!

厳戒態勢

そんなこんなで午後2時前に何とか宿に到着。宿の周りにも警察官がたくさんいました。
警備中の警察官にどうしたんですかと問うと、近くのホテルでAPECのエレルギー大臣会合が開かれているとのこと。
そりゃ御苦労様でございますな〜。警官に「我々は徳永さんのコンサートに行くんですわ」っと言ったら羨ましがってました(笑

徳永さんのコンサートが開かれる「福井フェニックスプラザ」は宿から歩いて15分ほど。開場は午後3時15分で、開演は午後4時です。
ほいでコンサートの時間までで少しブレイク。福井県庁は福井城跡地に建っていまして、お堀に囲まれています。
部屋からその福井城址跡のお堀が眺められます。この福井城は「龍馬伝」でもチラッと出ていたらしいです。

福井城址跡

午後2時半過ぎに コンサート会場に向けて出発。
福井市内は路面電車が通っています。でも炎天下の中歩いていきました。
徐々にワクワクとドキドキが大きくなってきましたね〜!ほいで福井フェニックスプラザに到着。

福井フェニックスプラザ  チケット

既にたくさんの観客が集まってました。アラフォーくらいの艶女の方々が多かったですね。若い野郎2人は俺達くらいでした(´∀`;)

・・・ってかすっかり書くのを忘れていましたが、我々は当初3人で行く予定でチケットも3枚取りました。
しかし仲間の1人が1週間前に急用(ドタキャン)で来れなくなったので、チケット1枚余ってしまったのです。
他の仲間や知り合いに貰い手を探しましたが、さすがに福井ということで貰い手もいなく、ダフ屋もチラッと考えましたが、後々めんどくさそうなので、余った1席は「荷物置き」として使うことにしました(笑)・・・ってかパン屋!早くチケット代よこせ!(`O´)

開場に入り、午後4時の開演をジッと待ちます・・・
そして午後4時、開場が暗いなりまして、ステージの緞帳が上がり始めました・・・・・ キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
青白い光に照らされ、白いスーツに身を包んだ徳永英明が現れましたー!
いよいよ徳永英明のコンサートツアー『VOCALIST&SONGS 2』のはじまりです!

 この動画はライブとは関係ないです。

1曲目はVOCALIST4より「翳りゆく部屋」 素晴らしいです。生は最高です。゚(゚´Д`゚)゚。
VOCALISTを中心にいろいろ歌ってくれました。本当に徳永さんの歌声は心地良いです。
ホント最高に感動しまくりでした!当たり前ですがこの感動はコンサートに行かなければわかりませんね。

そして超名曲『壊れかけのRadio』を合唱。この曲は我が北海道ツーリングの主題歌でありまして思い出の曲です。
私の気持ちは絶頂に達しました。涙チョチョ切れでございましたわ。゚(゚´Д`゚)゚。

 この動画はライブとは関係ないです。

至福の時ってのは儚いものでございます。最後にアンコールを3曲歌ってくれまして終了です。
もはや感想なんてありません。『心に残った』・・・それだけで満足です…!!!

ってなわけで、念願だった徳永英明のコンサート終了。
コンサート会場を後にしまして 時間は午後6時過ぎ。ふらりと福井の街へ繰り出します。

ここから旅のもう一つの楽しみのはじまり♪
以前、ケンミンショーで福井県民は焼き鳥が好きってのをやってました。
ほいで『やきとりの名門 秋吉』ってのが有名で、高校生でも学校帰りに食べに行くと言っていました。
本当かやと思いつつ、とても美味しそうだったので福井県民のソウルフード焼き鳥を食べに秋吉へ!

最初はホテルフジタ福井内の秋吉のお店に行く予定でしたが、なんとそのホテルフジタがAPECの会場になっていたので、一般人立ち入り禁止orz
仕方なく そこから近い片町店に行きました。
赤ちょうちんがいい感じです◎ 店内はとても賑わってましたが、何とかカウンターに座りましてビールで乾杯!
ほいで焼き鳥をパクリと食べ、本日2度目の絶頂を向かえました・・・・・ウマシ!!

秋吉  やきとりウマシ

店員のオネーチャンに本当に高校生も来るんですかっと問うと 実際に来るとのこと!ほへ〜=3 福井の高校生は渋いね〜!
しかしこういう異国の地(?)で友と飲む酒って美味しいわね♪ しこたま焼き鳥食って飲んで秋吉を出ます。

秋吉出ても時間は午後7時半なので、もうひと呑みしましょうか。片町は福井市の歓楽街なので、飲み屋さんたくさんあります。
次のお店を探しながら歩いてたら、おっパブのキャッチに遭遇しました。しかしこんな早い時間から乳揉むのも寂しいのでスルーします。
ほいで その名も「うめ〜もんや 福井太郎」という居酒屋で軽くつまみながら呑みます。ここも美味しかった◎

ほろ酔いで片町を散策します。スケベでチャライたけ氏くんは、女子高生やキャバやロシア人パブに激しく反応してました。
でも変なところにハマって無一文になったらまずいので、大人しく宿に戻ります。

福井ナイト  オランダ戦

宿で FIFAワールドカップ南アフリカ大会の日本対オランダ戦を観ました。惜しかったね〜!
んで、いつの間にかたけ氏は御臨終なさって夜は更けていきました。。。


20日
朝7時ごろ起床。宿の朝食を頂きまして、午前8時半にチェックアウト。
昨日から引き続き、今日もAPECの警備体制がしかれてました。
福井城址跡のお堀を軽く眺めたあと、駐車場へ。思わず間違って隣のアルファロメオ159に乗りそうになりつつ出発。

159

まずはたけ氏がお茶の葉が欲しいということで福井市内の「愛宕坂」へ。
風情漂う小道でしたが、お茶の葉ではなく抹茶(茶道)に縁ある場所でした。まぁせっかくなので散策を。

愛宕坂  散策

さながら小京都的な風情ある小道でした。福井市内を軽く一望もできました。
朝から気温は高めです。軽く汗をかきつつ車に戻り出発。一路、越前海岸を目指して走ります。

ストレートに行けば30分ほどでつけるのですが、どこかで道を間違えて遠回りしてしまいました。
なんとか越前海岸に出て、R305を北上。定番のふ〜んスポット「弁慶の洗濯岩」と「神の足跡」を眺めます。

弁慶の洗濯岩

相変わらず、「ふ〜ん」って感じの景色でした(笑
たけ氏と運転変りながら北上して、これまた定番の「鉾島」に立ち寄ります。ここからの眺めはナイスです◎

鉾島  一望

ほいで更に北上しまして、越前海岸ハイライトの「東尋坊」へ!
いつもの駐車場(上手にお土産屋さんに誘導される駐車場)に車を停め、東尋坊へ。

断崖絶壁!  東尋坊

相変わらず足のすくむ高さです。調子にのって崖っぷちでハシャギましたが、今思えば愚かでしたorz
そういえば「ドリャーおじさん」ってどうなったのでしょうか?お元気なんでしょうかね?

名勝 東尋坊

電話ボックスのほうも散策。こっちはガチで・・・(^_^;)
あっちこっち散策して、お土産屋さんもウインドウショッピングしたらジーパンの中が蒸し上がりました。

短パンに着替えて、次の「雄島」へ。
ここは神様が宿る神聖な島。そしてなかなかの心霊スポットでありまして、ウィキペディアには
「東尋坊で自殺した人の遺体がこの島に流れ着くと言われている為に、島へと続く赤い橋を夜中に渡ると海から沢山の霊の手が伸びて来て海に引きずりこまれると昔から言われている。」・・・っと書かれています(´Д`;)
しかし島への桟橋は改修工事のために封鎖中。島にも渡れませんでした。

雄島

ほいで雄島を出発しまして帰路につきます。
いつものように加賀ICから北陸道に上がります。尼御前SAでメシを食って、徳光PAでお土産買ったらあとはひたすらブッちぎり=3
帰りの運転はほとんどたけ氏に任せます。ちなみにマーチの助手席に乗ってみての感想・・・狭い。

親不知

諸々いろいろありまして(特になかったかも)、午後5時ごろ帰宅!

いやー徳永英明最高だった!やはり生のライブは格別です。これは本当に行って良かったです◎
あと、Def Techと長渕のライブも行きたいっす。やっぱライブは良いね〜♪
そして異国の地で友と交わす酒も美味かったです。行けなかったパン屋君残念でした〜
ってかたけし君が立て替えた徳永のチケット代、未だ返してもらえず・・・まぁ俺の金じゃないからいつでも良いよ(笑

そんなこんなでまた行きましょう!


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